CV出力回路の動作をモジュラーシンセと繋いで確認したところ、なんとなくオーディオに同期しているが低音にしか反応していないのが気に入らないので、再検討しました。
以下が今までのレスポンスのシミュレーション結果(LTspiceX使用)
青がオーディオ入力波形で、そのほかがCV出力。なんとなくキック音に反応しているが、その他の音には反応しないように見える
それもそのはずでダイオードでオーディオ波形のプラスのみに削ってマイナス側は無視していた。それにより低音は十分な時間プラスに触れ、コンデンサがチャージされるが、高周波側はチャージされるのに十分な時間がないからであるということに気づいた。
そのためマイナス側もプラス側に反転して加算するようにすることでこれを回避することに。
いわゆるfullwaveタイプの平滑化回路になった(一番上の回路図)
その結果、以下のようになった。
オーディオ波形は載せるの忘れてますが、同じオーディオ波形が入ってきています。CV波形のみが表示されている状態ですが、これだと高周波側にもちゃんと追従しているのがわかります。再度比較用に再掲載
念のためマイナス側もプラス側になっているか確認したのが以下
青がオリジナル波形で、黒がマイナス側もプラス側になるようにした波形。ちゃんとなっていますね。
という感じで回路変更します。
