MAC OSX10.9.1でMPLAB X IDEとPICKIT3を使用するのにつまづいていたことを纏めました。
1.以前はMPLAB 8xxを使用していたので、MPLAB Xで大幅に変更があって、使い勝手に慣れない
2. OSXを10.6.8から10.9.1にアップデートしたら、MPLAB XでPICKIT3が認識しない
3. MPLAB XでPICKIT3でセルフパワーでの書き込みがうまくいかない
1.については、慣れるしかないのかと、いろいろいじりながら、なんとか過去のプログラムを移植して、うまくいっているので、この段階でふれませんが、今後使いながら気づいた点があったら、レポートします。
2. これは、どうやらMPLAB Xのバージョンの問題でありました。v1.7から今のv1.95にアップデートしたところ、認識をするようになりました。v1.7はアプリケーションフォルダのuninstallから消しました。
PICKIT3のファームも古かったようで、アップデートもプログラムの書き込みを行おうとしたところ、勝手に実行され、無事に終了しました。以下の画面が実行されました。
3.はPICKIT3の設定方法の間違いでした。
2カ所ほど設定変更が必要です。
プロジェクトのアイコンを右クリックし、Set configuration > customizeを選択します。
左のツリーからPICKIT3を選択し、右のOption categoriesを”Power”を選択し、Power target circuit from PICKIT3にチェックを付け、Voltage Levelを選択する(Voltage Levelはターゲットのマイコンの種類で正しく選択してください。私は16F690でしたので、5Vを選択)
今度は、Option categoriesを”Program Options”を選択し、”Apply Vdd before Vpp”を選択します。
これに今までまったく気がつきませんでした。
上記の設定後、ターゲットの16F690に書き込み、期待の動作ができました。